当科では、腎疾患の成因を解明し、新規治療法の開発を目指すべく、腎の網羅的な研究を行っています。糖尿病性腎臓病などの代謝性腎疾患の領域に強みを持っているのが特徴です。
(写真)腎におけるオートファゴソームが緑色の点で示されています。近位尿細管細胞においては自由摂食下でオートファゴソームが消失していますが、ポドサイト(糸球体上皮細胞)では、自由摂食下でもオートファゴソームが観察されます。このようにオートファジーひとつ観察しても、腎臓では細胞の種類によって性質や働きが大きく異なっているのが特徴です。
腎にはまだまだ未知なる研究領域が広がっています!研究にもご興味のある学生さん、ドクターは是非われわれの仲間に加わってください!